【PR】 必見!ネットの世界でゴールドラッシュが起こっている!しかし、ほとんどの起業家はその成功ノウハウを知らない・・・
【PR】 必見!夢の金利生活が実現か・・・? 外貨預金の10倍パワー! FX(外国為替証拠金取引)のバイブルはこれです。

FTP コマンド (コマンドプロンプト) 

 

FTP 転送では、コントロール用と転送用に2つの接続を必要とする。通常、21番ポートでサーバー側が待ち受けており、 クライアント(コマンドプロンプト)側がこれに接続を要求します。この接続の確立後にデータ転送用の接続を張るのですが、 この張り方に2通りがあります。これがアクティブモードとパッシブモードです。

アクティブモードとは、クライアント側から接続を受けるポートをサーバーに通知し、サーバーがこのポートに向けて接続を張ります。 これが従来の方法です。しかし、クライアント側から見れば外部からの接続要求を受け付けなければなりません。 セキュリティ面を考慮した場合、外部からの接続に対しては非常に厳しく扱わなければなりません。ファイヤーウォールなどが設置されている場合、 外部からの接続要求パケットは、ここを通ることが出来ない場合が多いのです。したがって、この従来の方法では、 データ転送用の接続を確立することが出来ず、FTP が失敗してしまうことになります。

これを解決するのがパッシブモードです。このモードでは、クライアント側から待ち受けポートを通知する代わりに、 PASV コマンドを送信します。これを受け取ったサーバーは、サーバー側で待ち受けるポートをクライアントに通知します。 こんどは、クライアントから通知を受けたサーバーのポートに接続を張る要求を出すことになります。 僅かの違いですが、クライアント側からの接続要求は、外部からのそれに比べて非常に緩やかなため、 比較的容易に接続を確立できるというメリットがあります。

しかし、コマンドプロンプトの FTP コマンド では、アクティブモードのみサポートされており、 パッシブモードには対応しておりません。したがって、ファイヤーウォールなどが適応された環境においては、 外部との接続が出来ない場合があります。

 
 構文 : FTP [-v][-d][-i][-n][-g][-s:filename][-a][-w:buffersize][-A][host]

FTP コマンド オプション

-v リモートサーバーからの応答の表示をしない場合に指定します
-d デバッグを有効にします (デバッグモードってこと?)
-i 複数のファイルを転送する際の対話的対応をしない場合に指定します
-n 初期接続の段階で、自動的にログインしない場合に指定します
-g ワイルドカードの使用を無効にします (* を含む名前を指定できる)
-s:filename FTP セッション中に、自動的に実行するコマンドが記述されたテキストファイルを指定できます
-a データ接続を張る際に、ローカル側の任意のインターフェースを使用します
-w:buffersize デフォルトのバッファーサイズ 4kb を指定のサイズに変更します
-A 匿名ユーザーでログインします
host 接続するリモートサーバーのホスト名、または、IPアドレスをしていします

 
FTP セッション中のコマンド

 ! FTP セッションを維持したまま、別にコマンドプロンプトを起動する
 ? [command]
 help [command]
コマンドの一覧を表示する
引数にコマンドが指定された場合、そのコマンドのヘルプを表示する
 append [filename1][filename2] ローカル側 filename1 を、サーバー側 filename2 に追加書き込みをする
bell コマンド終了時にベルを鳴らすか否かを切り替える
bye
quit
接続を切断し、FTP セッションを終了する
 cd [directory] サーバー側のディレクトリを移動する
close
 disconnect
接続の切断のみ行い、FTP セッションは終了しない
 delete [filename] サーバー側の指定されたファイルを削除する
 debug デバッグモードを切り替える
 dir [directory][filename]
 ls [directory][filename]
サーバー側の指定されたディレクトリ内のファイル一覧を表示する。ディレクトリが省略された場合、カレントディレクトリが指定されたと見なす。ls は UNIX コマンドと同様に使用できる。dir は ls -l に相当する。隠しファイルも表示する場合には、-a オプションを指定する。
 get [filename1][filename2]
 recv [filename1][filename2]
サーバー側 filename1 をダウンロードし、filename2 で保存する。filename2 が省略された場合、filename1 の名前が使用される。filename1 も指定しなかった場合、対話式に実行される。
 glob ファイル名の指定にワイルドカードを使用するか否かを切り替える。使用しない設定の場合、* などを含んだ名前も扱える。
 hash 転送の進捗を # を使用して表示する
 lcd [directory] ローカル側のディレクトリを移動する
literal [argument]
quote [argument]
指定された引数をそのまま送信する
 mdelete [filename] 指定されたサーバー側のファイルを削除する。ファイル名には、スペース区切りで複数の指定が可能。ワイルドカードも使える。ファイルを指定しなかった場合、対話式になる。
 mdir [directory][filename] 
mls [directory][filename]
指定されたサーバー側のディレクトリ内のファイル一覧を、指定のローカルファイルに出力する。ディレクトリは複数の指定が可能。不足の引数がある場合、対話式になる。
 mget [filename] サーバー側のファイルをそのままの名前でダウンロードする。ファイルには複数の指定が可能。ワイルドカードも使える。ファイル名が省略された場合、対話式になる。
 mkdir [directory] 指定された名前のディレクトリを、サーバー側に作成する。
 mput [filename] ローカル側のファイルをそのままの名前でアップロードする。ファイルには複数の指定が可能。ワイルドカードも使える。ファイル名が省略された場合、対話式になる。
 open [hostname][portno] 指定されたホストの FTP サーバーに接続を要求する。ホスト名の代わりに IPアドレスを使用してもよい。ポート番号が省略された場合、デフォルトの21番が使用される。ホスト名が省略された場合には、対話式になる。
 prompt 複数ファイルを転送する際の対話的対応をするか否かを切り替える
 put [filename1][filename2]
 send [filename1][filename2]
ローカル側 filename1 をアップロードし、filename2 で保存する。filename2 が省略された場合、filename1 の名前が使用される。filename1 も指定しなかった場合、対話式に実行される。
 pwd サーバー側のカレントディレクトリを表示する
 remotehelp サーバー側のヘルプを取得する (実は、用途がよく解からん ^^;)
 rename [filename1][filename2] サーバー側ファイルの名前を filename1 → filename2 に変更する。ファイル名が省力された場合、対話式になる。
 rmdir [directory] 指定されたサーバー側のディレクトリを削除する。
 status 現在の接続状態、モードを表示する
 trace パケットトレースを行うか否かを切り替える
 type [mode] 転送モードを指定します。mode には、ascii または binary のいずれかの引数を取ります。それぞれ、テキストモード、バイナリモードを意味します。
 user [name][pass][acount] ユーザー名を指定してログインします。情報が不足していた場合、問い合わせてくる
 verbose サーバーからの応答メッセージを表示するか否かを切り替える